🪴 はじめに
💡 妊娠初期の動悸って…
💡 妊娠初期に動悸が多い理由
💡 朝だけ動悸が強くなるのはなぜ？
💡 動悸は不安になりますが、正常反応です
💡 よくある原因の具体例
💡 医学的な補足
💡 体の変化によるもの
💡 環境による影響
💡 よくあるパターン
💬 妊婦さんの声
💡 STEP① 朝の低血糖・脱水を防ぐ
💡 STEP② ゆっくり起きる（深呼吸→起き上がる）
💡 STEP③ 生活リズムの微調整
💡 病気が隠れている可能性
💡 受診目安
💡 やってはいけないこと

🪴 はじめに

「妊娠してから朝だけ心臓がバクバクする…」
「息がしにくい感じがして、不安になる」
「動悸が赤ちゃんに影響しないか心配」
——そんな思いを抱えていませんか？🌼

実は、妊娠初期（4〜12週）の動悸はとても多くの妊婦さんが経験するもの。
そのほとんどが ホルモン変化と血液量の急増による“正常な反応” です。

この記事では、

・妊娠初期に動悸が起きる仕組み
・朝だけ強くなる理由
・週数ごとの特徴
・安心できる動悸／危険な動悸の見分け方
・ラクになる具体的な対策

を、専門＋やさしい言葉でまとめました。

🍼 妊娠初期の動悸はなぜ起きる？

💡 妊娠初期の動悸って…

あれ…動悸がする。しんどい…。
妊娠初期の動悸の多くは、血液量が急に増えることとホルモン変化が原因です。
妊娠すると赤ちゃんへ血液を送る必要があり、妊娠初期から血液量がどんどん増えます。
それに合わせて、心臓はいつもより強く・早く動くため、動悸を感じやすくなります。

【例】
・妊娠6〜10週は脈が＋10〜20増えることも
・朝の立ち上がりでドキッとする
・座ったままでもバクバクする日がある

まとめ
強い胸痛や息苦しさがなければ、生理的な範囲のことがほとんどです。

💡 妊娠初期に動悸が多い理由

・血液量が急増し、循環器への負担が増える
・プロゲステロンの影響で自律神経が乱れやすい
・心拍数が自然に上がりやすい
・つわりで食べられず低血糖になりやすい
・不安や緊張もしやすい時期

💡 朝だけ動悸が強くなるのはなぜ？

・寝ている間に軽い脱水状態になる
・空腹で低血糖になりやすい
・起床直後は交感神経が急に活動し始める
・夜間の睡眠の質が低いと影響しやすい
・妊娠初期は自律神経が整いにくい

「朝だけ動悸がひどい」という妊婦さんはとても多いです。

🧠 妊娠初期動悸の原因

💡 動悸は不安になりますが、正常反応です

動悸の原因って…？
妊娠初期の動悸は「体が妊娠モードに切り替わるために起こる正常反応」。
血漿量が急激に増え、心臓がより多くの血液を送り出す必要があります。

💡 よくある原因の具体例

・低血糖（つわりで食べられない）
・脱水
・睡眠不足
・ストレス・不安
・鉄不足の予兆
・暖かい部屋での血管拡張
・疲労・立ちっぱなし

💡 医学的な補足

・妊娠初期は血液量が約1.3倍に増える
・自律神経の切り替えが乱れやすい
・妊娠中は脈拍10〜20増加は“普通”
・妊婦さんの約60％が「動悸」を経験すると言われている

🌿 心理・発達・環境の影響

💡 体の変化によるもの

・ホルモン変化で感覚が敏感になる
・少しの不調も“強く感じやすい”
・赤ちゃんの血流確保のため心臓がよく働く

💡 環境による影響

・寝不足が続く
・疲れやすい生活リズム
・空腹や脱水
・暖房の効きすぎ
・ストレス・緊張

💡 よくあるパターン

・朝だけ動悸が強い
・食べると落ち着く
・横になると楽になる
・深呼吸でふっと楽になる

🤱 実体験：朝だけ動悸がひどくて不安だった話

💬 妊婦さんの声

「やっと授かった赤ちゃん。そんな妊娠8週ごろ、毎朝、心臓がバクバクして起きていました。
動くのもこわくて、もしかして赤ちゃんに悪いのでは…と不安になる日も。

病院の診察で“低血糖と脱水かも”と言われ、
水を枕元に置いて飲む・朝に一口ゼリーを食べる
——これを始めたら、動悸が一気に軽くなりました。

『妊娠初期はみんなあるよ』と言われた一言で気持ちが楽になりました。」

学んだこと
・脱水と空腹は動悸の大きな引き金
・“朝だけ動悸”は妊婦さんに本当に多い
・原因を知るだけで安心感が全然違う
・無理しないことがほんとうに大事