
🪴はじめに
「自分たち夫婦が夜型だから、赤ちゃんも夜型になってしまう…」
「乳児期以降もこのまま夜型で大丈夫?」
「生活リズムが遅い家庭でも“朝型にした方がいい”って本当?」
こんな悩みを抱えるママ・パパはとても多いです。
実際、
✔共働きで帰宅が遅い
✔パパが夜型の仕事
✔家族みんな寝る時間が遅い
こうした家庭は“赤ちゃんの睡眠リズム”に直接影響が出がちです。
この記事では、
- 赤ちゃんは夜型で良いのか?
- 乳児期以降は朝型が望ましい理由
- 親が夜型の場合はどうすれば?
- リズムを整える具体的なコツ
- 無理なく変えるためのステップ
- 実体験を含む安心できる考え方
を、専門的にやさしい言葉でまとめます🌼
まずは最も大事なポイントから整理します。
赤ちゃんは夜型で良い?朝型が望ましい?
朝型の方はメリットが多い!
乳児期以降は“朝型”が圧倒的にメリットが大きく、夜型のまま育つのは推奨されません。
ただし、夜型の家庭でも「親の生活リズムを完全に変えなくても」赤ちゃんを朝型に整える方法はあります。
朝型のメリット
赤ちゃんの体内時計は大人より未成熟で、
光(朝の光)・食事・入浴・寝かしつけの順番 など、
“外からの刺激”で簡単にずれたり整ったりします。
特に朝の光は体内時計をリセットする最強のスイッチ。
朝型にすることで、
- 睡眠の質が上がる
- 夜泣きが減る
- 食欲が安定
- 発達リズムが整う
- 機嫌が良くなる
というメリットが多く、医学的にも“朝型優位”が定説となっています。
【具体例】
- 保育園も幼稚園も学校もすべて「朝の登園・登校」が基準
- 夜型の赤ちゃんは“寝ぐずり・短時間睡眠・寝つき悪化”が起きやすい
- 朝型に切り替えた家庭では「夜泣きが激減した」ケースが多い
- 生活リズムが安定すると“昼寝時間”が整い、ママの時間も確保しやすい
まとめ
赤ちゃんが夜型になるのは“家庭のリズムの影響”で起こるだけで、悪いことではありません。
ただし、乳児期以降は朝型に近づけることで子どもの成長に良い効果が出やすいため、少しずつ整えていく価値があります。
赤ちゃんの睡眠リズムはどう作られる?
赤ちゃんの体内時計は大人ほどしっかりしておらず、
光・音・食事・入浴・寝る前の習慣 によって簡単に変わります。
● 朝の光が体内時計のリセットボタン
「起きて30分以内に光を浴びる」と、
睡眠ホルモンの“夜のスケジュール”が決まります。
朝が遅いと
夜の睡眠ホルモンのスイッチも遅くなり、
結果として夜型化します。
● 親の生活リズムは“直接影響する”
親の就寝が遅い
→ 部屋が明るい
→ テレビ・スマホの光がある
→ 子どもの体内時計がずれる
これ、実はかなり多いです。
だからこそ、
家庭のリズムが夜型の場合は「工夫」が必要になります。
夜型のままだと何が起きる?(発達・行動の視点)
夜型の赤ちゃんが“悪い”わけではありません。
しかし乳児期〜幼児期にかけて夜型が続くと、
- 寝つきが悪くなる
- 夜泣きが増える
- 朝の機嫌が悪い
- 食欲が安定しない
- 昼寝の質が下がる
- 発達リズムが乱れやすい
こうした“生活リズムの不安定”につながります。
特に、
夜19〜21時に眠れる子は、身体の成長ホルモンがしっかり働きます。
逆に22〜23時以降の就寝が続くと、
睡眠の質が下がりやすい傾向があります。
親が夜型でも赤ちゃんだけ“朝型”にできるの?
できます。
これは多くの家庭で成功しています。
ポイントは、
親が完全に朝型になる必要はない ということ。
子どもの体内時計は大人より柔軟なので、
小さな工夫だけで整っていきます。
夜型家庭でも赤ちゃんの睡眠リズムを整える方法(具体的ステップ)

● 朝の光を最優先(最重要)
起床後30分以内に、
カーテンを開けて光を入れるだけでOK。
これだけで体内時計が前に動きます。
● 夜は早めに部屋を暗くする
親が起きていても、
子どもの寝る部屋だけ暗くすれば問題なし。
● 入浴時間だけ早める
寝る90分前に入れると寝つきが良くなります。
例えば
夜型でも「20時お風呂 → 21時就寝」は十分可能。
● 親が遅い場合は“先に寝かせる”方式へ
「家族揃って寝る必要はない」という考え方に切り替えるとラクです。
● テレビやスマホの光を避ける
布で隠す・別室に移動など、小さな対策でOK。
● 朝の散歩も効果抜群
5〜10分でも体内時計が整います。
私の体験談:朝の陽ざしってすごい!
うちは夫婦とも夜型で、赤ちゃんも完全に夜型。
22時すぎまで寝なくて毎日しんどかったです。
でも“朝だけは必ずカーテンを開ける”を続けて、出来るだけ刺激を無くす。
それを徹底しました。
なんと、3週間ほどで寝る時間が21時台に!すごく助かりましたね…!
よくある質問(Q&A)
Q:親が夜型なのに赤ちゃんだけ朝型にして大丈夫?
A:全く問題ありません。むしろ理想的です。
Q:夜型のまま育ったらどうなる?
A:睡眠の質が低下しやすく、リズムも崩れがちになりますが、改善はいつでも可能。
Q:朝起きない場合は?
A:朝の光・朝ごはん・軽い刺激の3つをセットで続けると改善しやすいです。
Q:寝る前に遊んでもいい?
A:激しい遊びは避けるのがベター。静かな関わりに切り替えるのがおすすめ。
関連URL・参考サイト
赤ちゃんの生活リズムが整わないと癇癪やぐずぐずが増える?|ベネッセ
赤ちゃんの育つ力は生活リズムで決まる!早寝早起きのメリット|ベネッセ
【医師監修】赤ちゃんの睡眠のリズムを整えよう|ベビーカレンダー
まとめ
赤ちゃんが夜型になるのは、
親の生活リズム・光環境・刺激などの影響を受けやすいためで、
“悪いことではありません”。
ただし 乳児期以降は朝型にしたほうが睡眠・成長・発達のすべてでメリットが多い のは確かです。
そして、
親が夜型でも 赤ちゃんだけ朝型にすることは十分可能 です。
無理に生活を全て変える必要はありません。
「朝の光」「入浴の時間」「寝室の暗さ」
この3つの小さな工夫だけで、赤ちゃんの生活リズムは整っていきます。
赤ちゃんのペースに合わせて、
焦らずゆっくり整えていってあげてくださいね🌼

