
🪴はじめに
「顔が黄色い気がする…これって黄疸?」
「白目もちょっと黄ばんで見える」
「いつまで様子見でいいのか分からない…」
新生児の黄疸は、多くの赤ちゃんに起こりうる一方で、“見た目だけ”で重さを判断するのは難しいのが正直なところです。
だからこそこの記事は、診断はしません。代わりに、
- 家で見てもいい“チェックの順番”
- 迷ったら相談した方がいい「危険サイン」
- 相談するときに伝えると話が早いポイント
だけに絞って、やさしく整理します。
※不安が強いときは「受診していい理由」しかないので、遠慮せず産院・小児科へ相談してください。
🎯黄疸の場合に確認して欲しい内容
色の強さよりも…
新生児の黄疸は、「黄色さの強さ」よりも“増えてるか・広がってるか・元気に飲めてるか”で見た方が失敗しにくいです。
そして、生後24時間以内に黄疸が目立つのは要注意とされます。 (日本産婦人科医会)
どうして見た目だけじゃ判断しにくいのか。
黄疸は見た目だけだとブレます。
照明や肌の色、写真の補正でも印象が変わるからです。
一方で、医療側は経皮ビリルビンなどで客観的に確認し、必要なら早めに対応する流れがあります。
早発黄疸(生後24時間以内)は病的の可能性がある、という整理もあります。 (日本産婦人科医会)
具体例
- 昨日より黄色い気がする/範囲が顔→胸→お腹→足へ広がる
- 飲みが悪い・ぐったり・起こしてもすぐ寝る
- うんちが白っぽい(便色カードで淡い色)/おしっこが濃い黄色っぽい
こういう“セット”がある時は、見分けようとせず相談が安心です。
まとめ
黄疸の見分け方のコツは、「自然光で毎日同じ条件で見る」+「危険サインを知っておく」だけ。
これで、不安がかなり減ります。
新生児の黄疸って何?
黄疸=黄色い色素(ビリルビン)が増えて見える状態
新生児は、生まれてすぐ体が大きく切り替わる時期なので、一時的に黄疸っぽく見えることがあります。
ただし「普通の範囲」か「相談が必要」かは、見た目だけで断言しにくいので、病院では検査や経過で判断します。 (日本産婦人科医会)
退院後は「変化」を見るのがいちばん大事
入院中にチェックが入っていても、退院後に変化することがあるので、家では“昨日との違い”を見るのが現実的です。
日本赤十字社医療センターの資料でも、退院後の受診目安として「どんどん黄色くなってきた」などが挙げられています。 (日本赤十字社医療センター)
家でできる「黄疸の見分け方」チェック(診断じゃなく目安)
① 見る時間と光をそろえる(これだけでブレが減る)
- できれば昼間の自然光(窓際)
- 毎日だいたい同じ時間
- スマホの“美肌補正”はOFF(印象が変わる)
② 見る場所は「顔→胸→お腹→足」の順
黄疸は、強くなると範囲が広がって見えることがあります。
「どこまで黄色く見えるか」をメモできると安心材料になります。
③ “押して戻す”で色を確認(やりすぎない)
指で皮膚をやさしく押して、戻ったときに黄色っぽさが目立つかを見る方法があります。
ただし、これも照明で変わるので「判断の決定打」にはしません。あくまで目安。
④ うんちとおしっこを見る(ここが超大事)
- おしっこが濃い黄色っぽい
- うんちが白っぽい/クリーム色・灰色っぽい
この2つは、黄疸の相談目安として海外の公的情報でも注意点として挙げられています。 (NHS)
さらに日本では、胆道閉鎖症などの早期発見のために、母子手帳に便色カードが載っている前提での案内があります。
白っぽい便が続く場合は早め受診の対象です。 (こども家庭庁(便色カード))
⑤ 「元気さ・飲み方」を最優先にチェック
色より大事なのがここです。
- ミルク/母乳の飲みが落ちた
- ぐったり、起こしにくい
- いつもと違う泣き方、反応が鈍い
退院後の受診目安として「黄色さが増える」「母乳も欲しがらない」などが挙げられています。
相談した方がいいサイン(ここだけ覚えてOK)

早めに相談(または病院から指示があるレベル)
- 生後24時間以内に黄疸がはっきり分かる(早発黄疸は病的の可能性) (日本産婦人科医会)
- 入院中よりどんどん黄色くなってきた (日本赤十字社医療センター)
- 飲みが悪い/元気がない (日本赤十字社医療センター)
- うんちが白っぽい(便色カードで淡い) (こども家庭庁(便色カード))
- おしっこが濃い黄色っぽい、便が薄い色が続く (NHS)
「様子見か迷う…」を減らすコツ
迷ったら、写真を1日1枚(同じ場所・同じ光)撮っておくと、相談するときに話が早いです。
「増えてるのか、変わらないのか」が本人の記憶より正確になります。
受診したら何をする?(不安を増やさないための予習)
だいたいは「数値で確認」して必要なら対応
早発黄疸などはスクリーニング(経皮ビリルビンなど)で確認する流れが説明されています。
家庭では“見分ける”より「相談して確認してもらう」ほうが安全で気持ちもぐっと楽になります。
私の体験談:昨日の赤ちゃんと今日の赤ちゃん
退院して家に帰ったら、昼の光で見たときに“顔が昨日より黄色い?”って焦りました。
でも夜の照明だと分からなくて、余計に混乱…。
そこで“昼に同じ場所で写真を1枚”に決めたら、変化が見えて落ち着けました😊
結局、飲み方はいつも通り・うんちも普通色だったので様子見に。
私の場合は『色だけで決めない』『飲みと便を優先して見る』って基準がいちばん助かりました。
Q&A
Q1:黄疸って、目(白目)だけ黄色いのもありますか?
A:あります。白目や顔が先に目立つこともあるので、自然光で“毎日同じ条件”で見るとブレが減ります。
Q2:写真で黄色く見えるけど、実物はそこまで…どっち信じる?
A:カメラ補正で黄色く強調されることがあります。できれば補正OFF+自然光で撮り、「昨日との比較」に使うのがおすすめです。
Q3:うんちが白っぽいかも…は、すぐ相談?
A:便色カードは胆道閉鎖症などの早期発見目的で活用が案内されています。迷う色なら“相談して確認”が安全です。 (こども家庭庁(便色カード))
Q4:生後24時間以内の黄疸って、なんで要注意?
A:早発黄疸は病的の可能性がある、という整理がされています。見分けようとせず、産院や医師にすぐ相談でOKです。 (日本産婦人科医会)
関連URL・参考サイト
日本産婦人科医会|(1)出生直後から退院まで(早発黄疸・スクリーニング)
日本赤十字社医療センター(PDF)|退院後の受診の目安~赤ちゃん編
まとめ
新生児の黄疸は、色だけで“見分け切る”のが難しいからこそ、家では判断を頑張りすぎないのが正解です。
今日からのチェックはこれだけでOK👇
- 自然光で毎日同じ条件で見る
- 増えてる?広がってる?をメモ
- 飲み・元気・うんち(便色カード)を優先して見る
そして、生後24時間以内の黄疸、黄色さが増える、飲みが悪い、便が白っぽいなどがあれば、迷わず相談が安心です。 (日本産婦人科医会) (日本赤十字社医療センター) 🌼

