
🪴はじめに
「バースプランって何を書けばいいの?」
「そんなに細かく希望を出していいもの?」
「夫の立ち会いや、胎盤・へその緒の処理ってどう書けばいい?」
初めての妊娠・出産では、
“何をどこまで書いていいのか” と悩む妊婦さんがとても多いです。
バースプランは、
あなたが「どういうお産をしたいか」を医師・助産師に伝えるための大切なツール。
書き方に正解はなく、あなたの希望を自由に書いてOKです。
この記事では、
- バースプランの基本
- 書くべき項目
- 人気のバースプラン例
- 夫の立ち会いに関する書き方
- 胎盤やへその緒が気になる時の希望の伝え方
- 実際に助かったプラン
- 産院に伝える時の注意点
を、やさしく・具体的に解説します🌼
バースプランには何を書く?
バースプランはすべて書こう!
バースプランは「こうだったら嬉しい」をすべて書いてOK。迷ったら“したいこと・したくないこと・不安”の3つを整理すれば十分です。
改めて整理しましょう。
出産はその場で冷静に伝えるのが難しく、
事前に希望を共有しておくことで、
助産師・医師があなたの意図に沿って対応しやすくなるためです。
また、
・陣痛中のサポート
・立ち会い方法
・処置の希望(胎盤、へその緒、カンガルーケア)
・音楽や撮影について
など、産院ごとに対応範囲が異なります。
事前に書いておくことで、トラブル・後悔を防ぐ効果がとても大きいです。
バースプランの具体例
- 夫にどこまで関わってほしいか(立ち会い・声かけ・撮影)
- 痛みの緩和の希望(立ち会い、アロマ、呼吸サポート)
- 産後すぐ抱きたい(カンガルーケア)
- 胎盤を見てみたい、へその緒を記念で保管したい
- BGMを流したい、照明を落としてほしい
- 医療処置の説明を詳しくしてほしい
- 不安なことは事前に声をかけてほしい
まとめ
「迷ったらとにかく書く」でOK。
助産師さんが可能・不可能を教えてくれるので、
妊婦さん側は“気持ちを全部書き出す”のが正解 です。
バースプランは何を書くもの?
バースプランとは、
“お産をどんなふうに迎えたいか” をまとめた希望書。
産院から配られることも多く、
記入欄に沿って書いてもOK。
基本の項目は以下の通り。
● 陣痛・分娩中の希望
- 立ち会いしてほしい人
- 声かけの有無
- 撮影の許可
- 痛みの緩和(腰をさすってほしい、氷がほしい など)
● 分娩の姿勢
- 仰向け
- 横向き
- 四つん這い
- フリースタイル
産院によって対応は異なります。
● 産後すぐの関わり方
- カンガルーケア
- 抱っこの順番(ママ→パパ→家族)
- 写真撮影
- 母乳スタートのタイミング
● 医療処置への希望
- 会陰切開
- 胎盤を見たい
- へその緒を保管したい
- 処置説明を事前にしてほしい
これらを “したい/したくない/迷っている” の3分類にするだけで十分です。
人気のバースプラン一覧(そのまま使える)

✔ 夫や家族に関する人気プラン
- 夫に立ち会ってほしい
- 夫にへその緒を切ってほしい
- 動画・写真撮影をしてほしい
- 陣痛中に背中をさすってほしい
- うるさく声かけしないでほしい(これも人気!)
✔ 自分自身の希望
- 落ち着く音楽を流したい
- 部屋の明るさを暗めにしたい
- 汗を拭くタオルを近くに置きたい
- 飲み物のタイミングを声かけしてほしい
- 背中を押してほしいポイントがある
✔ 出てきた赤ちゃんに関する希望
- 生まれた瞬間に名前で呼びたい
- 最初にママが抱っこしたい
- パパにもすぐ触れてほしい
- カンガルーケアを長めにしたい
- 生まれた瞬間の写真を撮ってほしい
✔ 医療処置・記念に関する人気プラン
- 胎盤を見てみたい
- へその緒を一部記念に残したい
- 会陰切開は必要な時だけにしてほしい
- 処置前に必ず声かけしてほしい
- 点滴・吸引をする理由を詳しく説明してほしい
人気なのは「夫がへその緒を切る」「胎盤を見る」のセット。
最近は多い希望です。
夫の立ち会いはどう書けば良い?
夫が何をして良いか分からずオロオロするケースも多いので、
“してほしいこと” を細かく書いておくと安心です。
● 例文
- 陣痛中は背中を押してほしい
- 弱い声かけで励ましてほしい
- 撮影は夫に任せたい
- パニックになったら助産師さんに交代してほしい
- 生まれた瞬間は夫にも声をかけてほしい
逆に“してほしくないこと”も書いてOK。
● 例文
- 不必要な励ましはしないでほしい
- 陣痛の間に質問攻めはしない
- 動揺した態度を見せないでほしい
胎盤やへその緒が気になる場合の書き方
胎盤・へその緒の希望は書いて大丈夫?
→ もちろんOK!
最近は希望を書く妊婦さんが増えており、
助産師さんも慣れています。
● 胎盤について書くなら
- 胎盤を見たい
- 写真を撮ってほしい
- 説明してほしい
- 記念に見せてもらった後は通常通り処理して良い
例文:
「胎盤を見せてもらい、軽く説明をお願いしたいです。」
● へその緒について書くなら
- 夫が切りたい
- 自分で見届けたい
- へその緒を記念で保管したい
- 少し太めに残してほしい(一般的に可能)
例文:
「へその緒を保管したいので、記念で少し長めに残していただきたいです。」
産院によって可能範囲が違うため、
書くだけ書いて相談するのが正解。
私の体験談:私のバースプラン
初めての出産だったので、
バースプランに“胎盤を見たい”と書いていいかわからず悩みました。
思い切って書いたら助産師さんが『いいですよ!』と言ってくれて、
お産が終わったあと丁寧に見せてもらえました。
夫にも具体的な指示を事前に書き出すことでまとめて伝えられたので、これもやってもよかったですね…!
もちろんキツかったですが、とても良い思い出になりました😊!
よくある質問(Q&A)
Q:書いたプラン通りにならなかったらどうする?
A:医療的に必要な処置が最優先ですが、可能な部分はほぼ叶います。
Q:書きすぎると迷惑?
A:全く迷惑ではありません。むしろ書いておかないと、あとからあれを入れておけばよかったな。なんてことに…。
Q:夫がへその緒を切るのは危険?
A:助産師のサポートがあるので安全です。ただし病院ごとにルールあり。しっかり説明を受けましょう。
Q:胎盤を記念に持ち帰れる?
A:原則不可ですが、地域・病院によって対応が異なるため要確認。
関連URL・参考サイト
まとめ
バースプランは「本当の気持ち」を書いてOK。
あなたが安心できるお産のために、
したいこと・したくないこと・不安なことを全部書き出す のが正解です。
夫の立ち会い、胎盤を見たい、へその緒を残したいなど、
最近は多くのママが希望していますし、助産師さんも慣れています。
後悔しないためにも、
ぜひ“遠慮せずに自由に書く”ことをおすすめします🌼

